顕微鏡歯科

顕微鏡歯科

より精度の高い治療を必要なときに提供したい

歯の治療は、数十ミクロンの誤差が予後に大きく左右されるといわれ、開業以来拡大鏡を全ての診療に用いて行い、精度の高い診断と、その歯の予後、寿命を左右する被せ物などの治療を行って参りました。

あれから10年経とうとする現在、拡大鏡の倍率を超える倍率のマイクロスコープ(顕微鏡)で診ることで、さらに精度の高い診断や精確な治療を行えるよう医療 が進歩致しました。

黒田クリスタル歯科 吉祥寺では、診療の精度をさらに上げるためカールスツァイス社の「ピコモラ-picomora」という機種のマイクロスコープ(顕微鏡)を導入し、最大で21.3倍の倍率によって精度の高い診断と精確な治療を行えます。

2019.9月

マイクロスコープ
マイクロスコープマイクロスコープ

マイクロスコープ(顕微鏡)がもたらす“さらなる別世界”に何があるのか

それでは、マイクロスコープ(顕微鏡)を使った場合の視野を確認しましょう。

開業以来、全ての診療に用いているのは、6倍のサージテルです。この倍率でも、初期の進行する虫歯や、初期段階の破折線が見え、治療の精度、治療そのものが裸眼とは違います。

拡大比較5.1倍5.1倍
拡大比較8.5倍8.5倍
拡大比較13.6倍13.6倍
拡大比較21.3倍21.3倍

写真は小さい物から、 5.1倍、 8.5倍、 13.6倍、 21.3倍です。

これだけの倍率で、歯の内部の構造を詳しくみることが出来ます。

  • これらの倍率を使い分け、深く進行した虫歯において神経を取る治療を避けることが出来、歯髄保存の可能性を高めます。 いわゆる根の治療、神経の治療、根管治療をせずに、歯の神経を残せる可能性を上げます。
  • ダイレクトボンディングといった、虫歯だけを削り、従来の変色してしまう材料ではなく、セラミックを半分含む材料を用い自然な色調と艶を再現し、確実な手法で詰める
  • 拡大鏡と合 わせた、精確な診断。歯と歯の間の肉眼では見えないような小さな虫歯の早期発見や、歯のヒビや破折の発見
  • 詰め物や被せ物の歯の形成時の仕上げ精度向上
  • セラミックなどの詰め物や被せ物の精度の確認
  • インプラントや外科手術などのマイクロサージェリー

に、使用してさらなる精度の高い診断と精確な治療を行います。