治療中断で起こる歯のトラブル ベスト5 第3位 第2位

前回に続いて、ベスト3位、2位です。 ■第3位 仮歯のままの放置 一時的に見た目が元に戻るのが、プラスチック状の 樹脂で、歯に被せ物などを作る仮歯です。長期間の使 用には素材的に耐えることできませんが、手軽で見た 目も良いため被せる前などによく作られることがあり ます。 仮歯は時間が経過すると、次第に磨り減ります。磨 り減ってしまった部分は歯の移動によって補正が起こ り、かみ合わせ面に被せるため削ったスペースが、ど んどん失われます。 改めて治療を開始した時点では、スペース不足のた め追加で歯を削ることとなり、特に歯の神経をギリギ リで保存した場合など、神経を残せなくなってしまう こともあります。 ■第2位 被せ物などの型を取ったまま放置 型を取った後でも、歯は口の中で少しづつ移動することも多く、できれば時間を開けずに完成品の被せ物 を取りつけるほうが、精度の面では良い結果となりま す。 型を取って1カ月も経過してしまうと、被せ物の適合性がずれてしまうことも多く、調整に余分な時間が 掛かったり、最悪の場合作り直しになることもありま す。 型を取ると病院では、歯科技工士と呼ばれる専門家によって、被せ物などが手作業で作られます。治療中断による作り直しでは、担当医だけでなく、これらの 人の苦労も水の泡となるため、費用面の問題だけでな く、モチベーションの低下につながることもあります。  仮のフタからバイ菌が入り新たな虫歯が出来てしまうことも。詰め物、被せ物が入るまで頑張りましょう。

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